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BUSINESS

丸山 真幹 アクロスコーポレイション阪急西宮ガーデンズ前店

家族のような存在として、お客さまに寄り添う

私がお客さまと接する上で大切にしていることは、お客さまの不安や心配に共感し、寄り添うことです。不動産の購入をするきっかけは、家族が増えることなどの良いことだけではなく、ネガティブな理由もあります。まずはどうして不動産を購入するに至ったかを丁寧にお聞きし、お客さまの話に共感し、寄り添うことで、少しでも不動産購入の不安や心配がなくなるように努めています。

あまり知らない営業担当者に私生活のことや、ファミリープランのこと、収入のことなど、話しにくいこともあると思います。そのため私はまず、自分のことをよく知っていただき、「丸山真幹」という人間をさらけ出すことから始めます。初めてのお客さまにはプロフィールカードをお渡しし、私のことを知っていただいた上で、自然体でお客さまに接し、他愛もない話をすることでお客さまにリラックスしていただくように心掛けています。

例えば、私は野球をしていた経験があるので、お好きな方であれば野球の話をするなど、不動産とは関係のない趣味に関することを話題にしたりしています。お客さまが話しやすい環境をつくることで、「どんなことでも相談していいんだ」という安心感を持っていただきたいと思っています。

また、過去のお客さまの経験談も交えてお話しすることで、どんな方でも悩みながら購入を検討されることを伝えています。私はお客さまのお悩みに共感し、寄り添うことを大切にしているので、今のお住まいを一緒に見に行くなどして、現在のお悩みを正確に把握できるようにも努めています。お客さまの家族のように一緒に問題について考え、理想のお家探しをお手伝いしたい――それが私の思いです。

不動産会社は敷居の高いイメージがあると思いますが、それでも当店に来ていただいたということに感謝する日々です。お客さまとは何でも言っていただける関係性を築ければと思っています。




キーワードは不安の「見える化」とチーム力

お家探しは、優先順位を考えることが大切です。例えば、住むエリア、価格帯、お子さまのことやご家族のこと、通勤の利便性など、お客さまが優先したいことはそれぞれです。そのすべてを叶えられれば理想ですが、すべての条件を満たすお家探しができるとは限りません。ただし、第一に優先することは叶えられるように、お客さまとゆっくりと距離を縮め、お互いのことを理解しながら、お客さまの理想のお家をお聞かせいただいています。理想と現実のギャップもありますが、できる限りその部分を埋め、理想に近いお家をご紹介したいと考えています。

理想のお家探しをするため、費用面で心配が出てくることも当然あります。当社ではその心配を「見える化」できるよう、収入と生活費、ローンの支払い、将来のお子さまの学費などを概算し、余裕を持って費用を払えるようなプランを組んでいます。例えば、現在の収入であればローンを支払うことができても、お子さまが生まれたらさまざまな費用がかかります。お子さまが大学に進学する頃にお父さまが定年を迎えるのであれば、その後のローンの支払いが難しくなることもあるでしょう。ローンは「借りられる」金額が「支払える」金額ではありません。お家は購入することが目的ではなく、お家を購入してからの生活の方が大切ですので、無理のない返済計画を細かに一緒に立てていくことも私たちの役割です。

当店は非常にスタッフのチームワークが良く、担当者だけでお客さまのプランや理想像を考えていくのではなく、チームで一丸となって、ベストに近い物件探しやプランニングを行います。チーム力でお客さまの幸せに貢献できるのが当社の強みです。




結婚式場の調理担当者から、営業担当に憧れ お客さまと同じ立場で考える担当者でありたい

私は料理の専門学校を卒業し、卒業後は結婚式場に勤めていました。当時、調理を担当していましたが、結婚式場の営業担当との出会いで、営業職の面白さに触れ、憧れを持ちました。調理場ではお客さまと触れあうことがなかったのですが、営業ではお客さまと直接お話しし、「ありがとう」と言っていただけることに魅力を感じたんです。

その後は営業を目指して転職し、晴れてリフォーム会社の営業担当となりました。リフォーム会社の営業担当者としてキャリアを積み、家のことを知っていくうちに物件の販売営業に興味を抱きました。そこで地域密着で、さまざまな表彰をされているアクロスコーポレイションを志望し、今に至ります。

不動産業界ではお客さまの悩みや生活、住環境、家に対する理想などを知った上で、長いお付き合いができることが魅力です。物件の引き渡しが終わった後でも「一緒にご飯を食べに行きましょう」「新しい暮らしをしているお家を見に来てください」と言っていただいたときに、やりがいを感じますね。過去に物件を購入していただいた方とは今でも長くお付き合いをしているので、それができる営業職にはやはり楽しさを感じます。単純に物件をご紹介するだけの営業担当者ではなく、家族のように接していきたい。だからこそ、一緒になって問題をクリアにし、同じ立場で一緒に物件を探していくことを、これからも大切にしていきたいです。




「絶対に断りたくない」という想い 車椅子のお父さまが自由に動ける家作り

お父さまのためにバリアフリーの物件を購入したいというお客さまの話です。すでにお父さまは賃貸の2階建てに住まわれていましたが、人工股関節の手術を受けられていて、ほとんど階段を登れない状態でした。一階にリビングがありましたが、階段を登れないのでリビングから動くことができず、また賃貸なので改装することもできずに、不自由を感じていらっしゃいました。

当社にご相談いただく前、他の不動産会社にも相談されていましたが、お客さまは勤続年数が1年に満たなかったため、物件紹介を断られていたそうです。私はそのお話しを聞いて「絶対に断りたくない」と思いました。当社ができることまでは何とかし、お客さまの願いを叶えたかったのです。

計画段階から当時のお住まいを拝見し、スロープがないため車椅子が入れない様子などを確認しました。勤続年数が短いことが融資を受ける際に心配でしたが、銀行とも話し合い、融資を受けられることになりました。そこでワンフロアの中古マンションを購入することになったのです。ご自身で購入した物件のため、自由に改装することができたので、リフォームの経験を生かしてお父さまが自由にお家の中を移動できるよう、全面的にリフォームを行いました。

現在では不自由を感じることなく、車椅子でお家の中を移動することができ、「住みやすい」ととても喜んでくださっています。